レイングのブログ

管理人がみたアニメや気になったニュースを適当に書いていきます。

55歳からのハローライフを19歳フリーターが読んでみた結果www

55歳からのハローライフを読みました。
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19歳が読むものではない気がします。古本屋に行った時にたまたま見つけました。55歳からのハローワークと思って買ったバカな人ですw

ハローワークとハローライフって似てるよね笑

この本は5人の老人の短編小説です。

全部読んだ時に思ったのは歳を重ねるのは残酷な事なんだなと思いました。


一話の話は58歳で離婚して貧乏になって婚活するおばさんの話です。

どんなに頑張って人生を過ごしたって貧乏になったり苦しんだりする可能性は充分にあるんだなと思いました。

だって離婚しないで変な話頑張って結婚生活を送っていればお金には困らない生活が出来たのになと思いました。

でもこのおばさんはお金や健康よりも後悔をしない人生を選びました。

何かを得るためには何かを捨てないといけないんだと思いました。

自由な時間とお金 両方を持てている人は幸せだし運の良い人だよな〜

この小説に出てくる人物はそれなりに時代に流されながらも頑張って生きてきた人たちばかりです。

会社では認められていたのに、会社をやめると認められる場所がないサラリーマンのお話は心にくるものがありました。

趣味や特技などお金と切り離した自分の居場所はあった方がいいですね。

僕みたいなゆとり世代が読むと納得できない価値観があるけどそれも楽しめるかなと思います。

昔は見合いで結婚する人が多いというのはびっくりしたな
今は見合い結婚なんてあるのかな?

村上龍は多分現実的な人がなんだなと思いました。
小説家なのにここまでリアルな辛い現実を物語にできる才能が凄いです。

55歳になっても世の中甘くないんだよ っていわれたような気分になる小説です。

次は全ての男は消耗品を読もうw
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